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Date: Fri, 29 Jul 2005 02:40:15 +0900
From: Shinya Kawaji <kawaji@hoppeta.com>
Subject: [druby-ja:134] Re: 『dRubyによる分散・Webプログラミング』
To: druby-ja@webrick.org
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かわじ、です。


> 『dRubyによる分散・Webプログラミング』という本をリ 
> リースしました。

楽しく読ませていただきました。

dRuby は、ぜひ使ってみたいものなのですが、どうにも敷居が高く感じられていま
した。付属のライブラリもいろいろ紹介されていたので、また挑戦してみようとい
う気になっています。ありがとうございます。


少し気付いたことがありますので、この場を借りてご報告します。
もし、私の読み違いでしたら、すみません。

P.12 の 9行目くらい

  「もう一度サーバを起動させましょう」とあり、【ターミナル 1】
  % ruby puts00.rb と起動させていますが、引数に URLの指定が必要だと思います。
  => % ruby puts00.rb druby://localhost:12345

P.24 の真ん中下くらい

  ERB.new について、「trim_mode(後述) を指定できる」とありますが、
  trim_mode の説明は、その後も無いと思います。

P.84 の真ん中くらい

  これは読み手側の理解力の問題かもしれませんが、「ロックを解除(アンロック)
  してよいのは通常ロックしたスレッドだけです」とした直後に、「アンロックは
  どのスレッドからも可能です」と、全く逆なようなことが書いてあります。

  これは後を読めば「原則(ロックしたスレッドだけ) と可能性(どのスレッドでも
  可能)」の違いなんだな、と分かりますが、最初はちょっと驚きます。
  「〜ロックしたスレッドだけです。しかし実際は、アンロックは〜」と、逆接の
  接続詞を付けた方が良い気がします。

P.145 の下のほう

  ソース中に update_div() というメソッドが出てきますが、これの説明が無いよ
  うに思いました。自分で調べれば良いだけなのですが、他のメソッドについては
  きちんと説明してあったので、気になりました。

P.168 の下のほう

  これも細かい話ですが、ソース中、タプルを take する際に、Integer での
  マッチをするようになっています。しかし、この時点では「ワイルドカードは
  nilで表す」としか書かれてないので、ちょっと疑問に思います。

  Object#=== でマッチするというのは、7ページくらい後になって出てくる話なの
  で、参照先の注釈を付けたらよいのではと思いました。

P.194 の上のほう

  「パターンで値を nil(ワイルドカード) を与えた場合」とあるのは、
  「パターンで値に nil(ワイルドカード) を与えた場合」としたら良いのではと
  思いました。

P.194 の下のほう

  Hash型のタプルのマッチ例の説明として、「タプル(1) には "name", "age" のほ
  かに "url" という要素がありますが〜」という文がありますが、例として出され
  た内容と合っていませんし、文章も(要素数が違ってもマッチするというような
  ことが書いてあるので)間違っている気がします。

P.229 の下のほう

  「ファイルの権限を 0666、つまりファイルのオーナ以外読み書き禁止と設定した」
  とあるのは、0600 ではないかと思います。


ちょっと主観的なことも書いてしまいましたが、以上です。